馬が好きな人は、Jリーグも好きになる。
競馬も蹴球も、声を出し、結果に一喜一憂し、拍手をし、季節を楽しむ。
グッズがあり、グルメがあり、マスコットがかわいく、仲間ができる。
むかし、競馬評論家の井崎先生が、有名な調教師からなぜ競馬をやるのかと尋ねられ
「競馬のように、なくても誰も困らないものが趣味だと言える日本が平和で好きだから」(意訳)
と答えたことがある。奇特なことだけど、応援することに生涯をついやす人もいる。
結果的に高くつく馬券も観戦チケットも、平和な趣味を長く楽しむための付加価値としてある。
たった100円でも使うと、ただ単に観戦するだけでは味わえない高揚感を味わえる。
だれかを自分のお金を使って自分の声で応援するのは、いつでも出来る経験ではないのです。
どの部分を楽しむかは人それぞれだけど、願わくば平和な世界が続きますように。